建築現場や建築現場で作業される方の独特な言葉

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世間一般的によく登場するフレーズや言い方、呼び名がありますが、その呼び名が正式名称ではないパターンは多くあります。

 

建築道具、建築資材の呼び方

 

例えば「コーキング」。あまりにも一般的すぎて何の違和感も感じませんが、この正式名称は「シーリング」です。どこのメーカーか忘れましたが、シーリングの商品名としてコーキングとうたった物が世間一般的に浸透して、今ではコーキングと言うのが当たり前になってしまいました。

 

「サンダー」なんて言葉も良く聞いたり使用したりすると思いますが、正式には「ディスクグラインダー」です。これはディスクグラインダーを使用して作業する際に多く使われる金属のバリ取りや溶接部分の修正等の作業の事を「サンダー掛け」という言葉からサンダーだけが残って使用されていると言われています。

 

*参考
日立 ディスクグラインダー G13S4【日立工機】 グラインダー 125mm 《 G13S4 ( E ) 》 日立 デ…

 

正式名称「ワイヤー連結釘」の事を一般的には「ロール釘」と言いますし、「振動ドリル」や「ハンマードリル」の事を総称して「ドリル」なんて言われる方もいます。

 

ハンマータッカ、ガンタッカ等で使用する弾の事を正式には「ステープル」と言いますが、大体は「タッカーの弾くれ」という人がほとんどだと思います。逆にステープルという名前自体知らない方の方が多いのではないでしょうか…。

 

道具や建築部材には今あげた例以外でも数多く正式名称ではない呼び方が多々存在します。

 

「カッターの刃くれ」なんて言われても「どれのことやねん!」と突っ込みたくなります。

 

建築現場で飛び交う言葉

 

道具や建築部材だけではなく建築現場の施工の納めの部分の打ち合わせでも独特の言葉が登場します。

 

「さがり」、「こぐち」、「そでかべ」、「たちあがり」、「はじをかく」、「ふけてくる」、「すんたらず」、等一般の人からすれば何かの呪文のような会話のオンパレードです。

 

しかし、道具の呼び方や施工の納めの表現の仕方等、長い建築の歴史があって現在に至っている事なので当然笑いもしませんし、バカにも出来るわけがありません。大工さん、職人さん、みなさんが必死になって仕事をしている中でこのような会話になっていくのです。

 

むしろ建築関係ならでは言葉や表現の仕方が全国的に根付いているのが、「凄いな」と感じる部分です。

 

*参考
日立 ディスクグラインダー G13S4【日立工機】 グラインダー 125mm 《 G13S4 ( E ) 》 日立 デ…

 

本日は建築道具から若干話しが逸れてしまいましたが、ふと思った事を書かせて頂きました。

 

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