マキタのマネのように後出しで発売された日立のマルチツール。マキタのマルチツールと日立のマルチツールでは、どちらが性能的に優れていてどちらがいいのでしょうか?比較してみました。
*参考
【バッテリ・充電器・ケース別売】18V コードレス マルチツール(本体のみ) 日立工機 CV18DBL(N…
マキタの充電式マルチツールと日立のコードレスマルチツール
まず充電式のマルチツールの場合、日立のコードレスマルチツールは5.0Ahの充電バッテリーに対応させているので1回当たりの充電で作業出来る時間がマキタの充電式マルチツールよりも長くなっています。
マキタの充電式マルチツールは14.4Vの3.0Ahの場合、約17分 4.0Ahの場合、約22分 18Vの3.0Ahの場合、約21分 4.0Ahの場合、約28分に対して日立のコードレスマルチツールは14.4Vの5.0Ahの場合、約35分 18Vの5.0Ahの場合、約44分になっています。
この点は現時点では日立の方が勝っていますが、しかしマキタも5.0Ahに対応出来る充電工具のバリエーションを増やしている最中ですので近い将来、充電式マルチツールの5.0Ah対応タイプを出してくる事が予想されます。
振動数、振動角度はデータ上は全く同じで、日立のコードレスマルチツールにだけ自動変速モードが搭載されています。
サイズはマキタの充電式マルチツールが全長340㎜に対して日立のコードレスマルチツールは全長307㎜とコンパクトに設計されています。重量に関してもマキタの充電式マルチツールよりも日立のコードレスマルチツールの方が0.2㎏ほど軽くなっています。
その他の日立のコードレスマルチツールの特徴として先端工具が30°ごとに360°取り付け可能であったり、先端工具をマルチツール本体に取り付ける部分にガードスリーブ機能が付いて先端工具の交換の際の落下防止になっていたり、刃先を明るく照らす為のLEDライトが付いていたりとマキタの充電式マルチツールの後から発売しただけあって、ある程度の差別化はなされています。
さり気ないメリットで先端工具を入れる為のアクセサリーケースが有り、そのアクセサリーケースがマルチツール本体を収納するケースに収納出来るというのも大工さん、職人さんに喜ばれるのではないでしょうか。
100Vのコード付マルチツールも変わらず日立の方が優れている
100Vのコード付タイプに関しても充電式タイプと基本的な部分は変わらず、マキタのマルチツールの全長が283㎜の重量1.6㎏に対して日立のマルチツールが全長280㎜の重量1.5㎏という違いくらいでしょうか。
現時点では日立のマルチツールの方が性能的に優れているようですが、充電式タイプは特にですが、充電バッテリーをマキタと日立、どちらの充電バッテリーを持っているかが大きなウエイトを占めていますので日立のマルチツールが優れているから日立の充電バッテリーを買いますとか充電工具のシリーズをマキタから日立に変えますというインパクトには到底ならないと思います。
100Vのコード付タイプのマルチツールの購入をこれから考えられているという方には日立をおすすめします。
*参考
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マルチツールという工具自体は、現場のあらゆる場面で重宝しますので1台持っておいても損はしない工具ですので是非参考にしてみてください。
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