こんにちは。最近、体重の増え具合が気になってしょうがない現場管理者のハマゾーです。人の体重を重たくするのはチョ〜カンタンですが、体重を軽くするのって本当に大変ですよね 笑。さて、私の体重が重たくて大変という話はさておき、建築現場でも「重たい」というキーワードはできる限り排除したいフレーズですよね。
そんな、できることなら避けたい重たいモノを持って作業する業種の中で、すぐに頭に思いつくのはサイディング職人さんなのではないでしょうか。住宅の外壁として使われるサイディング。施工のしやすさとデザイン性の豊富さで現在の住宅の外壁のスタンダードになっていますが、サイディング自体がとにかく重たい(汗)。天気が悪い日でも黙々と施工しているサイディング職人さんには頭が上がりません。
サイディング自体がとにかく重たいので、サイディングを切る防塵マルノコに関しても「重たくない」という点がひとつ選ばれるポイントになっているのではないかと思います。防塵マルノコが重たいとサイディングを切る時に安定性があるという声もあったりしますが、サイディングを綺麗に切る技術は自身の腕の良し悪しで補い、持ち運びのしやすさや取り回しのしやすさを考えて、ぼとんどのサイディング職人さんが軽い防塵マルノコを選んでいます。
防塵マルノコの重たいか軽いかの分岐点で大きく変わるのが防塵マルノコのベースの大きさです。ベースを大きくて重厚なベースを使っている防塵マルノコであればサイディングが切りやすく、壊れにくい(狂いにくい)防塵マルノコになりますが、反面持ち運びなどの利便性は失われます。
逆にベースを軽量化している防塵マルノコはコンパクトで使いやすい反面、ベースが狂いやすいというデメリットも確かに存在しています。しかしサイディング自体が重たく、施工している時に重たさを感じている作業でサイディングを切る時にも重たさを感じてしまうのは精神的にちょっと苦痛です。
サイディングを切る時や防塵マルノコを持ち運ぶ時、車から出し入れする時くらいは心理的に「軽さ」を求めたくなりますよね。防塵マルノコを販売しているメーカーは主にマキタと日立になります。軽さという点で数多くのサイディング職人さんがマキタの防塵マルノコを選んで使っています。まあ、この点は親方が使っている防塵マルノコや周りのサイディング職人さんを見れば一目瞭然ですがね。笑
そこで今回は、新たに防塵マルノコを求めている、サイディング職人さんで生きていこうと思っている方におすすめしたい軽くて使いやすい防塵マルノコを3機種、厳選してご紹介したいと思います。
目次
防塵マルノコのおすすめ3機種
マキタ 防じんマルノコ KS5000FXSP
防塵マルノコというくくりの中で最も売れている防塵マルノコがマキタの防じんマルノコKS5000FXSPなのではないでしょうか!?ベースがコンパクトで軽量化されていてベースの微調整や角度の調整など使いやすい工夫が数多くなされている防塵マルノコと言えます。
ただし、使いやすさを追求したツマミネジが壊れやすいとかベースが狂いやすい、壊れやすいといったデメリットもあります。しかし、ツマミネジが壊れてしまった後は従来のネジ式に変えることが可能ですし、ベースの狂いやすさ以上の使いやすさがあるのでおすすめしたい防塵マルノコのトップバッターです。
*参考
マキタ 125mm 防じんマルノコ KS5000FXSP チップソー別売
マキタ 防じんマルノコ KS4000FXSP
マキタの防じんマルノコKS5000FXSPと同シリーズの刃の大きさが100㎜のタイプの防塵マルノコです。サイディング自体が厚みが10数ミリしかないので100㎜でも十分に対応可能で125㎜のKS5000FXSPよりもKS4000FXSPの方が良いという職人さんも数多くいます。よほど厚みのあるモールなどをカットしないのであれば個人的にもおすすめしたい防塵マルノコです。
*参考
マキタ 100mm 防じんマルノコ KS4000FXSP チップソー別売
マキタ 防じんマルノコ 左勝手仕様 KS5200FXSP
マキタから左勝手仕様として販売されていますが、右利きの職人さんがサイディングをカットする時に刃が見やすいと隠れて人気のある防塵マルノコです。ベースの位置が刃を中心にしてあるので切り落としの際もより安定しているのも使いやすいポイントだと思います。
ただし、現場や企業によっては安全性のために右利きの職人さんは、マキタ 防じんマルノコ 左勝手仕様 KS5200FXSPを現場で使用できませんという現場もあるみたいなので日頃から入る現場がどうなのかは一応確認が必要かもしれません。
*参考
マキタ 125mm 防じんマルノコ KS5200FXSP チップソー別売 左勝手仕様
まとめ
防塵マルノコはサイディング職人さんにとっては、ほぼ毎日使う「お金を稼いでくれる道具」と言えます。それでいて防塵マルノコ自体は電動工具の中では比較的安価に入手できる工具なので多少ベースが壊れやすかったとしても、より使いやすい、より軽量化された防塵マルノコを使いたいものです。
使いやすい防塵マルノコを使うことで作業効率も飛躍的にアップすると思いますし、使うたびに不快感を感じずに作業することができると思いますので、是非ご自身にとってのベストな防塵マルノコを選び出してみてくださいね。
スポンサードリンク