ブルーシートに関して多くの方が意外と知らないのが
「ブルーシートの大きさってどんな種類があるの?」
「ブルーシートの厚さってどんなのがあるの?」
といったサイズの事や厚さの事など初歩的な質問が結構多いのを感じます。ブルーシートを通常、ホームセンターや販売店で購入する際には、実際にブルーシートの必要なサイズが頭の中にあって、その大きさに一番近いブルーシートを購入するというのが一般的な考え方なので必要じゃないブルーシートの規格なんて毎回毎回覚えているものではありませんよね。なので今回は一般の方にも役立つブルーシートのサイズや厚みといった規格についてご紹介させてもらいます。
*参考
【10枚セット】 ブルーシート 3.6m×5.4m 薄手 寸法 養生シート(一枚約400円)
ブルーシートのサイズの規格
ブルーシートのサイズは特注品でもない限りは基本的には一間(いっけん)間隔でサイズが大きくなります。なぜ一間間隔なのかと言うと、住宅の設計は尺貫法を取り入れる事が基本になっています(1尺=303㎜ 1間=6尺=1.8m)。この尺貫法を取り入れた住宅の養生に合わせやすくするためにブルーシートのサイズも1間間隔のサイズになっているそうです。
なので
1.8×1.8m
1.8×3.6m
3.6×3.6m
3.6×5.4m
5.4×5.4m
5.4×7.2m
7.2×7.2m
7.2×9m
というようなサイズが基本サイズになっています。
この基本サイズから一間ずつではなく一間の半分(例えば1.8×2.7m等)大きくなるようなサイズもあります。この場合も半間=3尺=0.9mというサイズになるので尺貫法を取り入れた住宅の養生に合わせやすくなります。
この基本サイズよりも更に大きいサイズは10×10m以上はジャンボサイズになって在庫を置いている販売店は限られてきます。10×10mよりも大きいサイズは10×15mや15×20m等といった5m刻みでサイズが存在しますが、ここら辺のサイズはよっぽどじゃない限り使用する場面は出てこないと思います。
一番の売れ筋のサイズは3.6×5.4mのサイズです。このサイズは部材を養生するにしても敷物として使用するにしてもちょうど良いサイズみたいです。売れ筋で出荷量も多い事から他のサイズに比べて価格も安く設定しているお店が多いみたいです。
建築現場で言うのであれば10×10mも結構な確率で使用されています。これは住宅の組立直後に屋根を全体的に養生したい時に10×10mのブルーシートを被せてしまいます。当然それ以外にも使用されています。
その他にはブルーシートを原反売りしている場合もあります。
ブルーシートの厚みの規格
ブルーシートにはサイズ以外に厚みもいくつか選択肢が出てきます。
一般的にブルーシートの厚みは#3000や#1500といった表現を使います。この番号が大きければ大きいほど厚い、番号が小さければ小さいほど薄いブルーシートになります。ちなみに#3000という表現は一番売れ筋の3.6×5.4mのブルーシートの重さが約3kgである事からきています。
養生などの目的で何回もブルーシートを使用する場合、高い防水性を持たせたい時には一般的には#3000や#2500の厚手のブルーシートが使われます。逆に一回だけブルーシートを使用して使い捨て感覚や取扱いのしやすさ重視の場合は#1500の薄手のブルーシートが使われます。
ブルーシートの厚みに関しては見た目でも十分に判断できます。#3000や#2500といった厚手のブルーシートであれば本当のブルーの色をしています。#1500のブルーシートはブルーというよりも水色をしています。両方の厚みを比較すれば誰でも判断できるくらいの厚みの違いがありますので、よっぽど使い込んでいるブルーシートじゃない限りは見分けがつくかと思います。
当たり前の話しですが、厚みが厚くなればなるほどブルーシートの重量も当然重たくなります。なので作業や使用用途に合わせて厚みを選ぶ事をおすすめします。
*参考
【10枚セット】 ブルーシート 3.6m×5.4m 薄手 寸法 養生シート(一枚約400円)
まとめ
一昔前までは、建築現場の養生を目的に製造されていたブルーシートが現在では、建築現場だけではなく農業やレジャーなど、あらゆる場面で活躍してくれています。ブルーシートを1枚でも持っていれば、建築現場に限らず一般的に使用する上でもかなり役に立つと思いますので実際に使用するであろう用途に合わせた適正なサイズや厚みといった規格のブルーシートを探してみてください。
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One thought on “知っていればすごく便利!?ブルーシートの厚みやサイズの規格をご紹介!”