ブルーシートの材質って何?

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ブルーシートって実際に触ってみると何で出来ているんだろう?と疑問に思うことってありませんか?

 

今現在で市場に出回っているブルーシートは、ほとんどが輸入されているブルーシートなので実際に日本でブルーシートを製造しているのを目にする事はほとんど無いと思います。そんなブルーシートの材質についてちょっとご紹介したいと思います。

 

ブルーシートの原料はポリエチレン(PE)等の合成樹脂

 

ブルーシートの原料はポリエチレン(PE)がメインです。粉状になっているポリエチレンを溶かしてブルーシートにしていくのですが、ポリエチレン等を総称して合成樹脂と言います。

 

合成樹脂とは簡単に言ってしまえばプラスチックの事です。プラスチックと一言で言っても細かく分ければポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といった種類の違いや合成樹脂に含まれる原料の比率など、製品の特徴に合わせてかなり細かく分けられます。

 

ポリエチレン(PE)の特徴は紫外線に強いというのが最大の特徴でブルーシートに一番求められる防水性、保温性といった耐候性に優れていると言えます。

 

ただし、勘違いしてほしくないのは、紫外線には強いですが、熱には弱いので火を近づけたりすると燃えたり、溶けたりするので注意が必要です。

 

ポリエチレン(PE)はポリプロピレン(PP)に比べて動きに弱いと言われていますが、ブルーシートの場合には溶かしたポリエチレン(PE)を製造工程の中で糸状にしたものを織物のように織り込んでいくことによって強度を高めています。

 

なのでブルーシートを近くでよーく見ると細かい四角形が無数にある事がわかると思います。

 

その他、合成樹脂の特徴としては電気を通さない(絶縁体)、水や薬品等に強く腐食しにくいといった特徴がありますが、初めにも触れたとおり、種類や組み合わせ等で何かに強く、何かに弱くという事も出来るので、この根本部分は各製造メーカーの日々の研究でいかようにも変わってくるので一概には言えません。

 

 

*参考
萩原工業 NEOシートs #3000 3.6×5.4m

 

ブルーシートは建築現場の養生等だけでなく、お花見やアウトドアの時のござ代わりに使用されたり警察が犯人逮捕や殺人現場を一般市民やマスコミから目隠しする為に使用されたりと様々な使われ方をします。

 

そんな様々な使われ方をするブルーシートが、どんな場面でも問題無く使用できるのは凄い技術だと思いませんか?

 

もしもブルーシートが必要になった時には製造メーカーの日々の努力に感謝ですね。

 

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