こんにちは。現場管理者のハマゾーです。ここ数年は、異常気象の影響なのか本来、雪が降ったり積もったりする日本海側が全然雪が積もらなかったり、本来は雪が積もる地域ではない東京や関東地方で雪が積もったりと最近の冬のシーズンは予想が難しいですね。スコップやママさんダンプなどの除雪用品は、品切れになってしまうと入手困難になってしまいますので「備えあれば憂いなし」で早めに準備したいですね。
さて、準備も大切ですが、それ以前に雪が降らない地域の方は除雪用品の使い方を知らない方も案外多いのではないでしょうか?特に表日本の方達からすれば映像などで目にしたことはあったとしても実際に使うことなんて、「今まで生きてる中で一度もないから使い方なんて知らないよ!」という方は多いと思います。
賢い方であれば感覚的に使い方のコツを覚えてあっという間に使えるようになると思いますが、そうではない方も少なからずおられると思いますので、基本となる使い方のコツをこっそりとご紹介したいと思います。ママさんダンプを初めて使う上でちょっと不安だなと感じている方は是非読みすすめてみてください。
ママさんダンプの正式名称
ママさんダンプという名称で通っていますが、正式名称は「スノーダンプ」です。ダンプのように人力で雪を押し運べるという点から名前がきています。
ママさんダンプの由来
ママさんダンプという名称は、新潟県の除雪用品を製造している企業が、男性が出稼ぎが多く不在になることが多い冬場に、女性が除雪作業をすることが多いため女性の作業負担を軽減させるために開発したのが由来です。そのため、現在では、男性もママさんダンプを多く使っていますが、男性が扱うための「パパさんダンプ」も市場には存在しています。
一般的に「スノーダンプ」や「ママさんダンプ」と呼ぶことが多い。後者は特にプラスチック製の物を指して使われることが多いが、この名称は新潟県の金澤樹脂工業(現在、ニラサワ製販が事業を引き継いでいる)が、プラスチック製の商品に使用する登録商標である。開発当時、新潟県では男性が冬季に出稼ぎで不在なことが多く、除雪は女性の仕事だった。そのような女性の労力を軽減するために、軽量素材を使用し、女性の体格に合う柄の長さにするなど、女性が使いやすい商品として開発を行った。「ママでもダンプカーのように雪が運べる」ことにちなんで、この名称が付けられた。ちなみにプラスチック製の商品で、男性向きに改良された「パパさんダンプ」も販売されている。
引用元:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%97
ママさんダンプの使い方
ママさんダンプは、雪が積もっている場所に突っ込んでそのままソリのように雪を押して運ぶことができます。場合によっては、スコップなどで雪をママさんダンプに積んで、大量の雪をママさんダンプで運ぶという使い方もされています。基本的な使い方としては、「雪を運ぶ」という作業がママさんダンプのメインになりますので道路に凍りついてしまった雪を剥がしたり、削るといった作業には向いていません。
凍りついてしまった雪を取りたいと思う場合には、アルミや鉄などのスコップを使わないと取れずに除雪用品だけが壊れてしまいますので、間違ってもプラスチック製のママさんダンプで凍りついた雪を取ろうと思わないでください。
ママさんダンプの収納の仕方
ママさんダンプの収納に関しては、特に推奨できる仕方はありません。基本的には消耗品という捉え方が強いと思います、あえて言うのであれば水分はできるだけ飛ばしておいた方が金属部分のサビなどは防ぎやすくはなると思いますでの除雪した後にママさんダンプに雪がくっついている場合には、保管前に雪を取っておく、水分をできるだけ飛ばしておくことを軽くしておきましょう。
*参考
【雪かき・除雪】グリーンパル ニラサワ ママさんダンプ (スノーダンプ) 小 レッド 【〇】
まとめ
ママさんダンプは、除雪用品の中では、比較的大きい道具なので雪が積もる中でうまく扱おうと思っても、最初はうまく扱えない方が多いと思います。しかし、使っている時間が多くなれば次第に慣れてきてうまく扱えるようになると思いますので、「習うより慣れろ!」の精神を念頭に置いて是非、何度でもうまく扱えるようにチャレンジしてみてください。
スポンサードリンク