マキタからインパクトドライバの新商品が発売されました。
マキタのインパクトドライバTD138D、TD149Dです。TD138Dは14.4Vの3.0Ahタイプ、TD149Dは18Vの3.0Ahタイプです。
マキタから新発売された、今回のインパクトドライバは大方の予想通り低価格なインパクトドライバでブラシタイプの防じん防滴になっています。
マキタの低価格ゾーンと位置付けられているインパクトドライバ?
最大締め付けトルクはTD149Dで165N・mになっておりブラシタイプなのですが、ブラシレスタイプのTD137D、TD148Dに迫るパワーが期待できます。
インパクト本体の全長もTD134DX2やTD146DX2、TD134D、TD146Dの138㎜よりも若干コンパクトな135㎜に仕上がっています。
これまでの低価格でインパクトドライバを購入したいというエンドユーザーのターゲットに対して低価格でより付加価値を付けたようなインパクトドライバに仕上がっているという評価でしょうか。
今回の新商品のマキタのインパクトドライバはどんな人がターゲットなんでしょうか?
個人的な感想を述べさせてもらうのであればマキタが何をしたくてどのようなユーザーをターゲットにしているのかがよくわかりません・・・。
現在のインパクトドライバの主流は明らかにブラシレスが主流です。そのブラシレス主流の時代にあってなぜブラシタイプのインパクトドライバをグレードアップさせるのでしょうか?
コストパフォーマンスにおいてブラシレスよりもブラシタイプの方が優れているのであればブラシタイプのインパクトドライバはもっとコストパフォーマンスに集中させるべきなのではないでしょうか?
私の周りではわがままな話しですが1万円代や2万円代である程度しっかりしたインパクトドライバが欲しいという声が結構あります。現実問題、1万円代や2万円代でインパクトドライバのセットを手に入れるというのは現実的ではなかったとしてもそれに近づける努力やアピールは出来るのではないでしょうか。
「2万円代のインパクトドライバのセットを開発するのに努力した結果が出来ずに3万円代になってしまいました」の方がよっぽど低コストのインパクトドライバを欲しているユーザーの気持ちに届くのではないでしょうか?
ブラシレスのインパクトドライバとブラシタイプのインパクトドライバをどのように比較したとしてもブラシレスのインパクトドライバの方が優れているわけですから、わざわざ劣るものをそこそこにグレードアップさせる意味は無いように感じます。
当然、今回のマキタのインパクトドライバがベストだと言う方も何人かはおられると思います。全てを否定するわけではありませんが、絶対多数からはちょっと遠いように個人的には感じてしまいます。
低コストのインパクトドライバでカラーバリエーションが選べれる事は非常に良いことだと思います。もしも今回の新商品のインパクトドライバが良いなと思われるのであればネット上で安く販売しているサイトがありますので紹介しておきます。参考にしてみてください。
*参考
ベーシックタイプ、さらに高性能スーパーセール 数量限定特価 マキタ 14.4V充電式インパクトド…
大工さん、職人さんが求めるインパクトドライバはちょっと価格が高くても高付加価値を求めるか、とにかく低価格を追い求めるかのどちらかの2極化になっていくように個人的には感じます。
マキタに限らず各メーカーさんも大工さん、職人さんから圧倒的に支持されるようなインパクトドライバの開発をして欲しいものです。
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