インパクトドライバの先端に取付する道具でビットというものがあります。電動工具や充電工具のインパクトドライバには先端の部分(ドライバーで言う+や-の部分)が付いていません。
先端部分の事をビットと言い、このビットを付け替える事で作業の効率化を図ります。またビットは使用しているうちに折れたり、先端部分がカケたりするのでビットのみを交換するという意味でも通常ビットは付いていません。どこのメーカーのインパクトドライバでも、どこのメーカーのビットでも基本的に規格は全て同じで6.35㎜の六角軸になっています。その為、インパクトドライバのみならずビットに関しても好みは分かれます。
*参考
ベッセル 両頭ゴールドビットGMA14+2×65H 1パック(10本入)
ビットは長さと太さで各サイズありますが、大まかに分けるのであればトーションタイプかトーションタイプではない昔からある通常タイプかに分かれます。
トーションビットとはネジ締めをする時に発生する様々な衝撃をトーション部分がショックを吸収してビットが折れるのを防いでくれます。ちなみにこれはメーカー目線の良い部分です。
トーションビットはビットが折れるリスクが低くなる反面、落としたり踏んでしまったりすると曲がりやすかったり、長いビスや太いビスを締める時は締めるスピードが遅くなってしまいます。個人の好みになってしまうのですが、長いビスや太いビスを多く使用される方でスピードやパワー重視される方はトーションビットではなく通常のビットを使用する方が使いやすいかと思います。
ビットの先端にギザギザが付いてビス頭に掛かりやすいというギザビットというビットもありますが、先端のギザギザがすぐに無くなってしまうのであまりおすすめはできません。
メーカー別でいくと大半はベッセルかサンフラッグ、ANEXあたりが有名どころかと思います。個人的には通常のビットであればベッセルのゴールドビット、トーションビットであればサンフラッグのテーパースリムXが使いやすいかと思います。是非参考にしてみてください。
*参考
ベッセル 両頭ゴールドビットGMA14+2×65H 1パック(10本入)
ビットの長さは65㎜は気持ち短く、110㎜だと長くて壊れやすいので個人的には85㎜のビットをおすすめします。
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