土のう袋とガラ袋は何が違うのでしょうか?

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土のう袋とガラ袋。パット見は建築や土木用の袋で同じなのですが、なぜ土のう袋とガラ袋で名前が分かれているのでしょうか。

 

*参考
ガラ袋ガラ袋 【厚手約75g/枚】 口紐付き 茶 600×900(200枚入り)

 

土のう袋は皆さんの身近にもあるように溝のどろあげの時や緊急の災害時に土を詰めて使用するというイメージはあると思います。

 

ではガラ袋って何の為?という疑問が出るかと思います。結論から言えば「ガラ=ごみ」です。建築現場から出るゴミを入れる為の袋です。

 

土のう袋とガラ袋はサイズと素材が違います。

 

土のう袋はPE製、ポリエチレン製です。ポリエチレンの特徴は熱や紫外線に対しての耐候性があります。土のう袋のメインの仕事は土のう袋の中に土を詰め込んで浸水を防いだりすることです。その為、基本は屋外に長期間放置して使用する事がメインになりますので紫外線等による劣化に耐える事が一番の部分になりますので土のう袋はポリエチレン製で出来ています。

 

一方、ガラ袋はPP製、ポリプロピレン製です。ポリプロピレンの特徴は熱や紫外線に対しての耐候性はポリエチレンよりも劣りますが、反面動きに対して強くやぶれにくい性質を持っています。建築現場で出てくるごみ(ガラ)は固形の残材が多いので袋に入れた際に簡単に破れてもらっては困ります。その為、動きに強いポリプロピレン製で出来ています。

 

サイズも土のう袋とガラ袋では違ってガラ袋の基本サイズは60cm×90cmです。これも建築現場のガラをより多く詰める為のサイズです。土のう袋はガラ袋よりも小さく48cm×62cmです。これは土を詰め込んだ際に建築現場のごみ(ガラ)と違って土はパンパンに詰め込むことが出来てしまうのでガラ袋と同じ程度のサイズでは人間が持てる重たさになりません。なのでワンランク小さいサイズになっています。

 

パット見は同じような建築用の袋なのですが、名前が違うとおり使用用途も全く違います。

 

地域や企業によってはガラ袋の事を米袋と言うところもあるようなのですが、私はこの名前の由来は存じ上げません。

 

*参考
ガラ袋ガラ袋 【厚手約75g/枚】 口紐付き 茶 600×900(200枚入り)

 

ブルーシート等と同じで土のう袋、ガラ袋ともに市場に出回っているほとんどの商品が輸入品、中国産になります。現状では価格の値上げが激しく今後も更に値上げされる事が予想されています。

 

特に大規模震災が発生した際には日本中で欠品状態に陥るような商品ですので必要な方は早め早めの在庫をおすすめします。

 

過去にも同じような記事を書いていた事を後で判りました。記事内容がほぼ被っている事をご了承ください。

 

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