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建築現場において数多く使用されるわりには以外と浸透してないモノのひとつにガラ袋があると思います。

 

話しの中やなんとなくフレーズとしてはガラ袋というフレーズは出てきますが、じゃあ実際にガラ袋ってどういうモノでどんな種類があるのかなんて知っている方って以外と少ないのではないでしょうか？

 

ガラ袋とは？

 

ガラ袋とは、読んで字のごとく「ガラ」を入れる為の袋です。

 

建築現場においては現場で使用される廃材が多数出てきます。この廃材を分別する為や一時的にひとまとめにして持ち運びしやすいようにしたりする為にガラ袋が使用されています。

 

ガラ袋と土のう袋の違いは？

 

パッと見はガラ袋も土のう袋も大差はないかと思います。強いて言うのであればガラ袋と土のう袋はサイズが違って、色も違うかな程度に思うかもしれません。

 

ガラ袋は先ほども軽く説明しましたが、建築現場で出てくる廃材を集める為の袋です。

 

土のう袋も読んで字のごとく「土」を入れる為の袋です。

 

何が違うのかと一言で説明するのであれば同じ袋でも使用する目的が全く違います。

 

ガラ袋の材質

 

ガラ袋はＰＰ、ポリプロピレンでできています。ＰＰ、ポリプロピレンの性質として動きに強い性質を持っています。建築現場で出てくる廃材には尖ったものや刃物的な袋に入れたはいいけど袋自体を破ってしまうような廃材も存在します。そういった廃材を入れても破れにくいようにＰＰ、ポリプロピレンが使用されています。

 

ちなみに余談ですが、土のう袋はＰＥ、ポリエチレンでできています。ＰＥ、ポリエチレンは熱や紫外線に強く屋外に長期間放置する事に適しています。

 

なのでガラ袋と土のう袋は見た目は似ているかもしれませんが、使う目的が根本的に違うので材質から違いはあります。

 

ガラ袋のサイズは？

 

よほど特殊なものではない限りガラ袋のサイズは、ほとんどが６０ｃｍ×９０ｃｍになっています。

 

確認はしていませんが、おそらくガラ袋の場合、できるだけ多くの廃材を入れたいので土のう袋よりも大きく作られているのだと思います。かといってこれ以上大きすぎても廃材を詰めたときに重たすぎて持ち運びできないとか、サイズが大きすぎて持ち運びしにくいというデメリットが出てくるのではないかと思っています。

 

これも余談ですが、土のう袋は４８ｃｍ×６２ｃｍがほとんどです。これもガラ袋と同じような話しで土の場合、廃材と違って隙間無く袋に入って密度が高いのでコンパクトサイズにしておかないと重たすぎて持てないというデメリットが出てくるからこのサイズなのではないかと思っています。

 

ガラ袋の色は？クリア色は分別の為のガラ袋

 

ガラ袋の色は大半が茶色系の色をしています。理由は正直なところわかりません。たぶんですが、製造上この色になるのか、土のう袋とガラ袋を見分ける為にこの色になっているのではないかと考えます。

 

色は茶色系ばかりですが、中にはクリアのガラ袋が存在します。このクリアのガラ袋はガラ袋の中の廃材がなんなのか見分ける為にクリアになっています。

 

家庭用のゴミ袋が分別の為に半透明になっているのと同じ理由です。建築現場でも近年は廃材を分別するように指摘されている処が増えてきています。廃材の分別の為に以前のような産廃業者さんが持っている２㎥や３㎥といったゴミのコンテナに混載ではなく、クリアのガラ袋を使って分別している現場もかなり増えてきています。

 

その為、クリアのガラ袋でもまっさらなクリアのガラ袋とクリアのガラ袋の表面に何の廃材が入っているかを教える為の分別表がプリントされているクリアの分別ガラ袋が存在します。

 

＊参考
マイスター/Meister クリア ゴミ袋 SK-MY-GCLEAR-200PCS 入数：200枚 JAN：4949908082687

ゴミ分別袋（文字入り/500枚/セット）センターラインでゴミ分別に便利！[ガラ袋][ズタ袋][土嚢][現場美化]

 

ガラ袋の製造元は？

 

ガラ袋は国産品も輸入品もどちらも存在はしますが、市場に出回っている数で言えば輸入品が圧倒的に出ています。

 

ガラ袋自体のモノの良さで言えば国産品なのかもしれませんが、ガラ袋自体にそこまで良さを求めるケースもありませんし、何よりガラ袋自体の価格を考えると輸入品のガラ袋の安さにはかないません。

 

ガラ袋の使い方

 

ガラ袋に入れるのは何度も言っていますが廃材を入れます。廃材が適量入った状態でガラ袋の口の部分に口を縛る為の紐が付いていますので、この紐を縛って使用します。

 

ただ注意点としては輸入品の安いものであれば紐を強く縛って紐を持って運ぼうとすると紐が切れたり、紐が納めてある部分が破れたりしてガラ袋落下の恐れはかなりな確率でありますので、この点だけは注意が必要です。

 

ガラ袋を激安で販売しているサイトのご紹介

 

ガラ袋は消耗品で大半の場合は一度使用して、また新しいガラ袋を使用するという感じで必要な場合にはものすごく多くのガラ袋を必要とする場合があります。なのでガラ袋には出来る限り費用を掛けたくないというのが、多くの人の本音だと思います。

 

ネット上で最安値じゃないの？と思えるような激安でガラ袋を販売しているサイトをひとつ紹介しておきますので参考にされたい方は参考にしてみてください。

 

＊参考
PPガラ袋（PP米袋）　60×90cm　25枚入　茶色　口紐付　YS-6090

 

先ほども言いましたが、廃材の分別等を求める現場やリフォームの需要が増えてきているのに合わせてガラ袋の需要も最近では増えてきているように感じます。

 

ガラ袋の場合は良いものを求めるよりも出来る限り費用、コストを抑えるという事を考えた方が個人的には良いかと思います。今回、ガラ袋を取り上げさせてもらった内容が皆さんの役に立って参考になる事を願っています。

 

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