充電式インパクトドライバを使用している時に、スイッチを入れて充電式インパクトドライバを回転させた時に、後部の熱を逃がす為の隙間からモーター内部を見るとスイッチを切る瞬間にチカッと火花のようなものが出ていて「おい、このインパクト壊れてるんじゃねーの？」って思った経験ってありませんか？
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「ホコリか木屑みたいなものが中に入って火花が起きてるのか？」
「モーターがショートでもして壊れる寸前なんじゃないか？」
みたいな感じで…
実はホームセンターで実演機なんかで置いてある充電式インパクトドライバなんかでも同じような症状が見受けられます。特に旧型、型番の古い充電式インパクトドライバなんかで多く見受けられます。
正解は、旧タイプの充電式インパクトドライバにはブラシタイプのものがほとんどだったのでモーターの回転するコイルに電気を通す為にカーボンブラシが使われていたのでカーボンブラシと電極との間で激しく擦れながら電流が流れる為、正常な場合でも火花がでます。なので火花が出るのは正常なんです。
特にスイッチを切る時には電磁ブレーキで瞬時に止める機能があるので止まる瞬間には通常回転時よりも大量の電流が流れるので一瞬だけ大きな火花がでます。当然これも正常です。
近年では充電式インパクトドライバはブラシレスタイプがほとんどになっているので、カーボンブラシが使用されていませんので火花は一切出ません。
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ブラシレスタイプの充電式インパクトドライバになればブラシタイプの充電式インパクトドライバよりもエネルギー変換率が良くなり、１回の充電で作業出来る時間が増えるので作業効率も上がりますし、充電回数が減る＝充電バッテリーの負担も減る＝故障のリスクも減るという部分につながってきますので、今後充電式インパクトドライバから火花を見ることはそうそうないのではないでしょうか。
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