住宅の新築工事が完了してお施主様へのお引渡しも完了して、お施主様、住宅を建てた工務店やハウスメーカー、下請け業者、大工さん、職人さんの皆さんが「ホッ」と一息入れれる瞬間なのではないでしょうか。
＊参考
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結構手間が掛かるお引渡し後のお施主様へのアフターフォロー
しかし、現実には新築をお施主様にお引渡しが終わってからも何かとお施主様からの連絡がきます。
〇〇に△△を取り付けたい
部屋のクロスに隙間が出てきた
床材に隙間が出てきた
等、あらゆる細かい要望がお施主様からの連絡に込められてきます。
ハウスメーカーや工務店、下請け業者、大工さん、職人さん等は、お施主様からの要望や連絡が入るたびに、その都度現場に出向かなくてはいけません。
その工事内容によっては、お金の取れるもの、取れないものの両方が存在します。
正直なところ、お金が取れる工事であればハウスメーカー、工務店、下請け業者、大工さん、職人さん等全ての方が文句無く工事をするのですが、お金が取れないようなちょっとした工事や新築工事の際の不備等の工事では、誰かが泣かないといけません。
そして新築工事後のほとんどの工事がお金が取れない工事になると思います。
新築工事後の当たり前に出てくる問題もありますが、この部分はハウスメーカーや工務店の営業マンや担当の方が、事前にお施主様に伝えておかなければいけません。
お施主様のやる気スイッチを引き出すために
事前に予測の出来る事なら事前に対応可能ですが、事前に予測のつかない部分に対しても出来る限り対応しておきたいものです。
そんな事を考えた時の一つの対応策としてお施主様にＤＩＹツールをお施主様にプレゼントしているハウスメーカーや工務店があります。
これは、意識的に「簡単な工事であればお施主様ご自身にしてみてくださいね。」というメッセージになります。
お施主様が工具を持っていないから
工具をわざわざ買いに行くくらいなら担当の人に頼もう
日曜大工が面倒くさい
という意識になってしまいます。
この部分をハウスメーカーや工務店の方がお施主様にＤＩＹツールをプレゼントする事によって全員とは言いませんが、一部のお施主様は「これくらいの工事なら工具もプレゼントされたし自分でやってみようかな」という意識になるそうです。
そう思ってくれるお施主様が増える事で新築工事後の予定外の訪問回数が減らせれるそうです。
＊参考
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難しすぎると嫌になる、簡単すぎると飽きてしまう、ちょっとだけ難しい課題に取り組みたがるのが人間の本能です。
アメリカではお施主様がお施主様自身の好みに自分でリフォームするのが当たり前な国です。
この部分は日本人の全員が全く違うかというとそんな事はありません。自分でやってみたいという本質は誰にでもあります。
そんな向上心や子供心をくすぐるような取り組みの一つとしてＤＩＹツール（スケール、ハンマー、鍵穴スプレー、床用のパテ等、比較的安価なもので充分です。）をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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