鉄骨を留めるビス?鉄骨に留めるビス?どっち?

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大工さんの中で日頃から新築や木造の現場ばかりに入っていて、あまり鉄骨の現場に慣れていない大工さんで

 

「鉄骨を留めるビスをくれ」

 

と言われる大工さんが数多くいます。木造の現場メインの大工さんらしい言い方でニュアンスは分かる人には分かりますが、普通に考えればおかしな言い方です。

 

*参考
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鉄骨を留めるビス?

 

「鉄骨を留めるビス」という事は、ばかデカイ、めちゃめちゃ太い鉄骨を留める為のビスになります。しかし普通に考えて、そんなデカイ鉄骨をビスで留めようと思っても留めれるわけがありません。

 

当然、大工さんも鉄骨を取り付ける工事をしているわけではありません。

 

大工さんの仕事は鉄骨に木の下地等を留める、施工する事が仕事になります。その作業をする為のビスが欲しい時に「鉄骨を留めるビスをくれ」という言い回しになってしまいます。

 

それであれば

 

「鉄骨に木の下地を留める為のビスをくれ」

 

という言い方が正しく、そういう言い方をすれば良いのにと思うかもしれませんが、そう上手くはいきません。

 

大工さんにとって木を扱うのが当たり前であって木を扱う大前提があるので、周りの人も大工さん=木を扱う人、という偏見があるので回りくどい言い方はしませんし、考えも無いので言い方を変えると面食らう大工さんが多くいます。

 

しかし、現実的には回りくどい言い方をしないと、鉄骨に何かを留めるビスの種類はいくつも存在するので前に進みません。

 

鉄骨に木の下地を施工する場合には?

 

タッピングビスやドリリングタッピングスクリュー、テクス等鉄骨下地に対してのビスは数多くありますが、鉄骨に木の下地を施工する際の正解はリーマフレキビスです。

 

このリーマフレキビスはリーマというバカ穴を空ける為に羽が付いています。この羽が鉄骨に穴を空けた後にビスから取れてしまいビスとして鉄骨と木を留める働きをしてくれます。

 

このリーマフレキビスは実際のビスの長さ=働きの長さにならないので、通常使用する長さのビスよりも15㎜程度長いものを選択しないといけません。

 

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販売店さんの人は大体は理解されていると思いますが、年配の大工さんや一部のホームセンターの従業員等、分からない者同士でこのような会話をしてしまうととんでもない方向に話しが行ってしまいます。コーススレッドやワイヤー連結釘等、低価格勝負のモノではない専門性の高い釘やビスは各地域の販売店で購入する事をおすすめします。

 

販売店よりも安くビスを購入したいというのであればネットもおすすめします。是非参考にしてみてください。

 

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