2014年の終わりに

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2014年ももう少しで終わろうとしています。今年は皆様にとってどのような1年だったでしょうか?

 

建築業界の全体を見てみれば大震災後の復興の為東北地方は相変わらず建築ラッシュは続いているようで好景気との事です。東京や関東周りも東京オリンピック需要が大きいようで相変わらず忙しいようです。その他の地区、特に西方面に視界をやってみるとあまり良い話はでてきません。トータル的に言えば昨年と比べればやはり物足りない1年だったのではないでしょうか。

 

消費税10%増税が先送りになり、2015年の建築業界は、景気が良くなるのか悪くなるのか、ますますどのようになっていくのか解らない状態です。

 

どのような事でも良い部分と悪い部分は反面教師のように同時に存在していて建築に関しても同じ事で住宅着工棟数が年々下がってきているのに比例して大工さん、職人さんの数も減ってきています。高齢化、若年層の建築業界離れ等いろいろな要素が存在しますが、このバランスによって住宅が建たなくても大工さん、職人さんが今までと比較的変わらずに仕事があるという部分に繋がっています。

 

しかし、当然ながら住宅を建てようというエンドユーザーの数は減っているのにハウスメーカー、中小規模の工務店等の数はそこまで減っていないので価格競争や他社との差別化に必死です。そうなると大工さん、職人さんの人工代(手間代)は当然上がる余地がありません。

 

今までと変わらない量の仕事を行ないながら実際に懐に入るお金は年々少なくなるわけですから、当然大工さん、職人さんが道具代に掛ける予算も年々無くなってきます。

 

道具に掛ける予算が無ければ金物屋さん、道具屋さん、建築工具メーカー等は潤いません。建築工具メーカー等が潤わなければ新商品の開発費用も当然出てきません。

 

現在の住宅1棟を建てるスピードは一昔前に比べれば劇的に短縮されています。この「短縮できる」という部分は「建築工具の進化」の部分が大きいのですが、この部分を実際に頭で理解している人は少ないです。

 

今の建築業界は建築工具の進化がなければ成り立ちません。そんな思いもありつつ記事を投稿させて頂いております。

 

この私的な部分ではありますが、毎回投稿させて頂いている記事が誰かのお役にたっている事を願って2014年の記事を締めさせて頂きます。

 

2015年が皆様にとって良い1年になる事を願い、2014年にあまり出来なかった記事投稿をもう少しがんばりたいと思います。

 

以上。

 

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