グレーチングには規格のグレーチングと特注(オーダーメイド)のグレーチングが存在します。
規格のグレーチングとはメーカー側が多く出るグレーチングのサイズを量産できて安く販売出来るように規格製品として定められた商品の事です。
規格品なのでグレーチングのサイズはいくつかのバリエーションの中から選ぶ形ですが、価格が安く、納期も掛からないのがメリット部分です。
デメリットとしては規格が決まってしまっているので、その規格で収まらないサイズの道路の溝の時には使用できません。
その時にはグレーチングを特注品(オーダーメイド)で作ってもらわないといけません。
特注品(オーダーメイド)の場合はよほどのおかしな形じゃなければ長さ、幅、厚み(耐荷重)、斜めカット等を自由に対応してくれます。
仮に規格品のグレーチングの長さをちょっとだけ短くしたいという場合にはセミオーダーのように簡単にできますが、幅を大きくしたり小さくしたいという場合は結構納期が掛かったりします。
サイズを小さくするような特注品(オーダーメイド)の場合には、材料代がそこまで掛からないから規格品よりも価格が安いという場合もあれば、規格品から一手間掛かるというので価格が高い場合とどちらもあり得ます。
この点は基本的には販売店に見積り等、事前に確認してもらう事が必要ですが、大まかな理由としてはグレーチングを製造するメーカーの特注品(オーダーメイド)のとらえ方次第なように感じられます。
たまにグレーチングの規格に合わない道路の溝幅だからといってごっつい鉄板を引いてあるような所も見受けられます。景観や溝掃除の手間等を考えるとグレーチングを敷き詰めた方が絶対に良いのですがね。
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