チップソーの研磨は良いのでしょうか?

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昔から大工さんは研磨屋さんにチップソーとのこぎりは磨ぎに出していたと思いますが、近年ではチップソーを研磨する方は年々減ってきているのではないでしょうか?

 

*参考
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のこぎりは替刃式ののこぎりが登場してから研磨屋さん自体、磨ぐ事をしていませんし、のこぎりを磨いでもらおうという大工さんもいないと思います。

 

チップソーに関してもチップソーメーカーの価格競争のあおりを受けて低価格のチップソーが市場に出回っていて使い捨て感覚で研磨に出す必要がないと考える大工さんが多いと思います。

 

チップソーの研磨の技術(レベル)や納期的な部分は研磨屋さんによって差があるのも事実です。近くの研磨屋さんに信頼のおける研磨屋さんがいない為に、チップソーを研磨に出す事自体を信用されていない大工さんもいるようです。

 

基本的には納期が短い研磨屋さんよりも納期が長い研磨屋さんの方が丁寧に研磨しているように感じます。その為、再研磨後も長期間チップソーを使用できるように感じます。

 

納期が短いのと納期が長いのでどちらが良いとは一概には言えませんが・・・。

 

最近で研磨屋さんとして生き残っているところであれば多くのところは全自動研磨機で磨いでいるのではないでしょうか。

 

人間が研磨する場合、本当の研磨職人さんなら別ですが、一般の方やパートみたいな方が「仕事をこなす」くらいの気持ちで研磨しているとだんだん刃先の高さがバラバラになってしまいます。そうなると切れ肌が悪くなり全然切れなくなってしまいます。

 

その点、全自動研磨機であれば常に高さを一定に保てるので切れ味は長持ちします。

 

厳密に言ってしまえば新品のチップソーを購入して使用するのが一番切れ味が良く長持ちもします。なぜなら切れ味が良く、長持ちするようにチップソーメーカーが製造しているからです。

 

これは価格の安いチップソーであっても価格の高いチップソーであっても同じ事です。

 

再研磨する最大のメリットはチップソーを購入するよりも安い価格で新品に近い状態のチップソーが手に入るという部分が大きいので新品のチップソーを購入するのと再研磨するのがほぼ同じくらいの価格なのであれば新品のチップソーを購入することをおすすめします。

 

単純な表現で新品のチップソーを購入するか再研磨してもらうかの判断は「アサリ」が残っているか残っていないかがまず第一になります。

 

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研磨屋さん、金物屋さんにチップソーの研磨を出すのは、ある程度の経験や実体験を踏まえないと良い研磨をしてくれるのかしてくれないのか解りません。もしも良い研磨屋さんが近くに無いようであればチップソーの研磨はあきらめて安いチップソーを買いつなげていくというのも手だと思います。

 

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