サイディングのコーキング打替えを検討中の家主さん必見!?チェックポイントまとめ!

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こんにちは。建築現場の現場管理者をしていますハマゾーです。住宅の外壁として数多く使用されているサイディングと一緒に施工されているのがコーキングです。コーキングは年数が経過していけば経年劣化で切れてくるので定期的なメンテナンスが必要になります。今回は、サイディングのコーキングの打ち替えを検討されている家主さんが、失敗したと思わないようにチェックポイントをまとめてみました。

 

最近では、DIYという言葉も広く浸透してきてご自宅のコーキングの打ち替えを業者に頼まずにご自身でされている方が増えてきているように感じられます。しかしコーキングに関しての知識が低いとかなりの確率で「失敗した」、「やらなければよかった」とのちに後悔してしまいます。サイディングのコーキングに関しては、専門性が高いので専門の業者さんに依頼するのが一番確実です。

 

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サイディングのコーキングの打ち替え費用は?

 

 

家主さんやコーキングの打ち替えに関してあまり知識がない方で一番気にされるポイントは、費用の面ではないでしょうか?コーキングの打ち替えは、既存のコーキングをカッターなどで取り除いて、同じ部分に新たにコーキングを施工するという作業になるのですが、コーキングの厚みや幅、施工されている部分、劣化状態などによって作業の大変さや費用が変わってきます。

 

一般的には、コーキングの打ち替えはメートル単位でいくらという見積もりの出され方をするかと思いますが、メートルあたり千円台から2千円くらいが相場になってくるのではないでしょうか?(状況によりますので当然、この相場よりも安かったり、高かったりという前後はあります。)

 

住宅一軒あたりのサイディングに施工してあるコーキングのメートルに関しても横張り、縦張りによって変わってきますし、住宅の形でも変わってきます。大体、数百メートルだと理解しておいてください。

 

この金額に足場代、経費、残材処理費などを足していった金額が、サイディングのコーキング打ち替えに掛かる費用だと思ってください。

 

サイディングに施工されているコーキングは住宅のどの部分?

 

 

サイディングとコーキングの違いは、実際に見て、触ってみると誰でも分かるかと思いますが、サッシまわりやカド周辺に10ミリ程度の幅のゴム状の弾力性があるものが施工されています。これがコーキングになります。住宅で主に施工されている部分は、サッシまわり、住宅のカド周辺、軒裏とサイディングの取り合い、サイディングとサイディングの取り合い、下屋の軒先まわり、などがコーキング施工されている主な部分になります。

 

近年では、見た目の向上、防水性の向上、コーキングの劣化、定期的なメンテナンスを避けるためにコーキングレスのサイディングも開発、施工、販売されていますが、個人的には常に動いている住宅においてサイディングを傷めないためのクッション代わりとしてコーキングは最低限必要だと考えています。

 

また、よくお施主様に質問されるのが、サイディングとサイディングの取り合いに細~い隙間があり、これが気になってしかたがない、雨が入るんじゃないか、コーキングで塞いでくれという声をよく耳にしますが、この隙間からは、ほぼ100%雨漏れはしません。サイディングにおいて雨が漏るポイントのほとんどは、サッシまわりや下屋がらみです。サイディングとサイディングは差し込み式で連結しているので、隙間が空いているからといって雨が入る心配はありません。この点は建築関係に携わっている方の大半が理解している事実です。

 

逆にコーキングを施工してしまうと年数とともにコーキングが黒ずんで外観の見た目が非常に悪くなってしまいます。なので対応してくれないからといって勝手にコーキングを施工してしまうと数年後に後悔してしまいますよ。

 

サイディングのコーキングの耐久年数、劣化、切れの原因

 

 

一般的には、サイディングに施工されているコーキングは10年前後で打ち替えを検討するようなスケジュールになります。当然、住宅が建っている環境によって早い段階で打ち替えが必要になったり、10年以上経っても全然大丈夫なんて事もありえます。

 

コーキングの劣化や切れの主な原因は、紫外線での劣化や住宅の揺れによる動きが主な原因になります。なので日陰の面よりも日なたの面の方が劣化が早いですし、東面よりも西面の方が劣化が早くなります。また環境によっては沿岸部などの風が強いところでも劣化は早くなってしまいます。住む環境としてあまり嬉しくない住宅の密集地帯などであればコーキングに関しては、逆に長持ちしやすいです。

 

サイディングに使われるコーキング材の種類は?

 

サイディングに使用されるコーキング材のメーカーや種類に関しては、推奨品という形で数種類決まってしまっています。そのため、よほどの悪徳業者でもない限りは、サイディング専用のコーキングが使用されますので、この点は心配はないかと思います。

 

ただし厳密には、長持ちしやすいコーキング、すぐに切れやすいコーキングというのはあります。これは、コーキングの費用にも連動してくる事なので一概に良い悪いで判断できませんが、グレードの高いコーキングなのかコスト重視のコーキングなのか一度くらいは、確認してみても良いかもしれませんね。

 

基本的にコーキング職人さんが、使用しているコーキングは業務用なので金物店やホームセンターなどで市販はされていません。市販されている変成シリコンコークでも代用は可能ですが、サイディング専用のコーキングではないので色も合いませんしおすすめはできません。

 

どうしてもご自身でサイディングにコーキングをしたい場合には?

 

 

業者に頼むと費用が高く掛かるし、かといって自分でできるくらいのちょっとした作業だからどうしてもサイディング用のコーキングを入手したいんだけど・・・、という方であればネット上で多くのコーキング職人さんが使用しているサイディング用のコーキング材が販売されているサイトがありますので一応参考までに紹介しておきます。

 

個人的には「餅は餅屋」で専門業者に頼むのをおすすめしますが、世の中にはご自身でやりたい方も増えてきているのも理解はしていますので参考にしてみてください。その代り自己責任ですよ!

 

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コーキングのやり方のコツに関しては、誰でも簡単にできる!?コーキングの仕方のコツのご紹介。 で紹介していますので合わせて参考にされたい方は参考にしてみてください。

 

まとめ

 

サイディングのコーキング打ち替えは、かなりの労力を要しますし、何度も言いますが専門性も高いので多少費用は掛かりますがコーキング職人さん、専門業者にお任せするのが一番住宅を長持ちさせる秘訣だと思います。ただ、どうしても専門業者が信用できない、自分で施工するんだという方であれば前述したポイントを理解して施工してみてください。

 

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