水準（レベル）の高さを調べるために使用する道具で最近ではレアな存在になってしまいましたが、水もり管というのがあります。自然の原理を利用したもので水は常に水平であるという原理を利用した道具です。
最近ではレーザー等でレベルをみる大工さん、職人さんがほとんどだと思いますが、機械の場合はどうしてもメートルあたりで多少の誤差が出てしまいます。その為どれだけ正確に測ろうと思っても必ずしも正確とは言えません。水の原理を利用すれば、ほぼ１００％に近い正確なレベルがみれます。
＊参考
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数年前であれば「ヨコピタ」という水もり管がありました。レーザーが普及する以前に水を入れないと使えなかった水もり管を進化させて、初めから青色の見やすい不凍液が入ったホースをコンパクトに納めて携帯できる水もり管の事です。レーザーとは違い建物の反対側や入隅、出隅でカクカクと入り組んだ部分、障害物の向こう側等でも正確にレベルが出せる優れものです。レベルを出すスピードも素早く行えます。
しかし、今現在では製造メーカーが潰れてしまい製造を引き継ぐ会社も現れなかったため現存する「ヨコピタ」は数少ないです。売り物の「ヨコピタ」は無いに等しいのではないでしょうか？
「ヨコピタ」の便利さまではいきませんが、一応現在でもシンワで水もり管は存在しています。参考にしてみてください。
＊参考
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シンワの水もり管は、その都度水を入れなくてはいけないというデメリットはありますが、ブザーで水平を知らせてくれるんで一人での作業でも簡単に水平の確認が出来ます。お値段的にも「ヨコピタ」よりもリーズナブルなので参考にしてみてください。
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