初めて充電式インパクトドライバを買われる方で、特に一般の方には知っていて欲しい部分を紹介します。
まず、基本的にメーカーをどこの充電式インパクトドライバにするかという部分では、初めて買われる方は特にこだわりも無く、へたな先入観もないと思いますのでフィーリングで選べば良いと思います。
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「日立の充電式インパクトドライバが良さそう」とか「日立はあんまり好きじゃないからマキタにしよう」とか感覚で良いと思います。メーカーが違っても同等品でカタログ上データーで変わりがなければ使っていてもあまり変わりはありません。それよりも「感覚」が重要になりますので「手の感覚」や「握った時の感覚」、「持った時の感覚」が大半を占めます。そしてその「感覚」は、大体は一番最初に選んだメーカーの充電式インパクトドライバに落ち着くと思います。
それよりも充電式インパクトドライバ選びの「肝」の部分をしっかり押さえておきましょう。
まずは電圧です。電圧は主に18V、14.4V、10.8V、7.2V等があります。電圧=打撃力、回転力に繋がってきますので電圧=パワーと思ってください。大工さん、職人さんのメインは18V、14.4Vが主になりますが、一般の方でも14.4Vくらいはあったほうが長いビスなんかを留める際には良いと思います。
次に電流(アンペア)です。電流(アンペア)は主に5.0Ah、4.0Ah、3.0Ah等があります。電流(アンペア)=一度の充電で作業できる量を表しています。一般的には4.0Ahは3.0Ahの1.5倍、5.0Ahは3.0Ahの2倍一度の充電で作業できると言われています。大工さん、職人さん、一般の方であっても3.0Ah以上の充電工具を持っていれば作業に差し支えはありませんが、一度の充電で作業量が多いという事は、アンペアが高ければ高い方が充電回数も減りますし、モーターに掛かる負担も減るので故障のリスクも多少は減ってきます。
質量、重たさは単純に軽ければ軽い方が充電式インパクトドライバの場合は使いやすいです。
あとはブラシレスタイプかブラシタイプかです。このブラシレス、ブラシというブラシとは「カーボンブラシ」を指しています。充電式インパクトドライバではモーター部分と先端を回転させる駆動部分を連動させる為にカーボンブラシが使用されていたのですが、数年前からカーボンブラシを使用しないブラシレスタイプの充電式インパクトドライバが普及しています。ブラシレスだと消耗品のカーボンブラシを交換する必要がなく、モーターのパワーをより100%に近い状態で連動できるので充電式インパクトドライバのパワーがアップします。以前は構造上の問題からブラシレスタイプの充電式インパクトドライバは雨に濡れるとすぐに故障の原因になると言われていましたが、現在ではそのような事がほとんどありません。なので今はブラシタイプではなくブラシレスタイプの充電式インパクトドライバをおすすめします。
以上が基本的に押えておいて欲しい部分になります。細かい打撃モード切替やバッテリー残表示、ライトの有無等もあるに越した事はないですが、無かったとしても特別作業に差し支えがあるという事にはなりませんのでご安心ください。
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基本的には充電式インパクトドライバは、まず「慣れる事」が最重要になるかと思いますのであまり難しく考えずに最初は安いタイプの充電式インパクトドライバでも良いのでビスを打つ、部材に穴を空けるといった場面を多くこなす事が重要かと思います。
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