木製墨つぼは持ってるだけでもカッコいい!?今の時代だからこそ手に入れたい!

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こんにちは。現場管理者のハマゾーです。建築現場も世の中の流れと同じで時代とともに昔からある古き良きモノが最近は少なくなってきているように感じます。大工さんが行う仕事も時代とともに簡略化されて、昔は大工道具の代名詞でもあったノミやカンナといった道具を持っている大工さんが少なくなってきています。

 

また、墨つぼも昔から大工道具の代名詞として知られていますが、現在では使いやすさ、持ち運びやすさが重視されてプラスチック製の墨つぼが主流になっています。昔からある木製の墨つぼを持っている人は、かなり少数派の人になりますし、現代の建築現場で働いている大工さんの中には木製の墨つぼを実際に見たことがないという人も数多くいるのではないでしょうか?

 

しかし、木製の墨つぼは実際に見ると本当に単純にかっこいいんです。木製の墨つぼを持っていたり、使っていたりすると、「あー、大工さんだなー」とか「あー、昔からの職人さんだなー」という憧れの眼差しになってしまいます。木製の墨つぼを使っていたり、持っているだけでも「こういう本当の大工さんに自分の家を建ててほしいな」という気分にさせてくれます。

 

なので今回は、木製の墨つぼに関して自分がしゃべりたい事を勝手にしゃべらせてもらいます。木製の墨つぼの魅力がこちらで伝わってくれたらうれしいです。

 

作業を見るだけで一流の大工さんと思わせてくれる木製の墨つぼ

 

 

現代の建築現場においては、工期の短縮や手間代をいかにして上げれるかという部分が求められているため、使いやすさ、持ち運びのしやすさが墨つぼには求められています。そのため、ほとんどの大工さんがタジマのパーフェクト墨つぼを使っています。また、現在ではレーザー墨出し器という便利な道具もあるので、持ち運びや扱いに手間が掛かる木製の墨つぼの出番は無いと思います。

 

しかし、個人的には現代の効率の良さを求める風潮だからこそ、手間の掛かる木製の墨つぼを使っている大工さんが「匠の大工さん」として引き立ててくれると思っています。正直、持っているだけでも大工さんを「見る目」が変わります。

 

現在でも数は少ないですが木製の墨つぼは生産されています。しかし、木製の墨つぼを実際に製造している職人さんは日本で数人しかおらず、しかもその職人さんも高齢の方ばかりなようで、いつ製造されなくなるかわからないと金物店の店主が言っていました。なので木製の墨つぼは、かなりの希少価値が出てきているかと思います。

 

木製墨つぼの使い方

 

 

基本的な使い方は木製の墨つぼであろうが、現在のプラスチック製の墨つぼだろうが変わりはありません。ネット上で木製の墨つぼの使い方を紹介しているものがありましたのでご紹介させてもらいます。

 


引用元:You Tube
https://www.youtube.com/watch?v=0h70nm9allo

 

かっこいいですよね。

 

木製墨つぼの価格

 

 

木製の墨つぼの価格は正直ピンキリです。上の金額を目指せばウン十万の墨つぼもあるとかないとか。

 

何がそんなに金額を変えるのかって?

 

金物店の店主いわく、木の材質などは価格にはあまり関係なく、価格が高騰する一番の理由は彫刻の良い悪いなのだそうです。いかにすばらしい彫刻およびデザインの墨つぼか、という部分が価格の高くなる理由なのだそうです。

 

今でもネット上で木製の墨つぼを販売しているサイトがありましたので参考にしたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

*参考
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墨壷壷静新若葉255mm墨坪墨つぼ墨壺

 

まとめ

 

昔から「釿(ちょうな)」、「指金(さしがね)」と並んで「大工道具の三種の神器」と言われてきた墨つぼ。一流の大工さんを目指すのであればご自身の腕も重要ですが、道具にこだわりを持つことも重要なのではないかと思っています。伝統のある由緒ある工務店の玄関先には木製の墨つぼが大切に飾られていたりします。

 

実際に木製の墨つぼを見る機会があれば、木製の墨つぼにしかない「魅力」を感じて頂けるかと思っています。大工さんには、木製の墨つぼの良さを知ってほしいですね。

 

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