昭和ボルトって聞いた事ありますでしょうか?
*参考
昭和ボルト 3分 全長270mm ユニクロメッキ 【10本単位】
知ってる人には知っている知らない人には全くわからない名前だと思います。
この昭和ボルトというものは、かなり地域差があるようで私の周りの大工さんはそこそこ使用していますし、金物店さんに行ってもそこそこの確率で置いてあります。
逆に他の地域であれば全く解らない、昭和ボルトなんて聞いたこともないし見たこともない、挙句の果てにはどこのお店に行っても置いてないなんてことが結構あるみたいです。
マエフリが長くなってしまいましたが、昭和ボルトは鴨居等に使用されるボルトです。
通常は鴨居をビスで留めるのですが、鴨居の両端を昭和ボルトで留め付けることによって引っ張り力が働きより効果的に保持力がでます。
昭和ボルトは壁が出来上がってしまうと見えなくなってしまいますので、その他の施工の邪魔や仕上がりにも影響しません。
現在の建築現場では、鴨居自体無いところもありますし、昭和ボルトを使われる件数も減ってきていますが、腕の良いこだわりのある大工さんは鴨居の両端に必ず昭和ボルトを入れます。
昭和ボルトは片側が全ネジになっていて、反対側はコーチスクリューのネジ部分のようになっており、その間の中央部分にはスパナ用のつぶしになっています。
施工する際には基本はスパナ部分を回すようになっていますが、現在ではインパクトでの施工が多いでしょうか。
*参考
昭和ボルト 3分 全長270mm ユニクロメッキ 【10本単位】
住宅の鴨居部分に昭和ボルトを使用しなければいけないという決まりはありませんが、特に完成してしまえば見えない部分は出来る事なら大工さんには良い施工をして欲しいですね。
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