エア工具といえばMAX?

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一昔前であればエア工具のシェアはダントツでMAXが一位でした。今現在でも一位はMAXですが、一昔前に比べればMAXのシェアは歴然と取られています。

 

一昔前で各県別で70%~80%に近いシェアがMAXだったと思います。エア工具に関しては、ほぼ独占でした。昔はMAX信者みたいな人が多くいらっしゃって「エア工具はMAXじゃないとダメ」という人ばかりでした。それが近年、エア工具はMAXじゃないとダメだという人が減ってきています。

 

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一番の要因はMAX自体が自滅していってます。エンドユーザーから反感を買っているのが、まず新商品を登場させるスピードの早さと修理対応の短さです。

 

MAXは新商品に切り替わりましたというスピードがマキタや日立に比べて非常に早いです。新商品が早いスピードで出てくるだけであれば特別問題はないのですが、新商品に切り替わるスピードの早さに比例して修理対応の期間もめちゃめちゃ短いです。一般的にメーカーには商品の修理対応の為の部品を一定期間持っていなければいけないという決まりがあります。(たしか5年ほどだったと思います…。ど忘れしました。)

 

MAXの場合、新商品にどんどん切り替わっていくので旧商品の部品の最低保有期間を過ぎるとすぐに「修理対応不可です。」という話しになってしまいます。

 

わかりやすい例が、ある日新商品のMAXのエアコンプレッサを買いました。壊れずに数年エアコンプレッサを使用している間にどんどんMAXから新商品のエアコンプレッサが登場していき自分が買って使用しているエアコンプレッサが1つ前、2つ前、3つ前の型番というように型落ちしていきます。そんな中エアコンプレッサに異常が出たので修理に出したら「3つ前の型番なので修理部品がもう無くて修理できません。」なんて言われて一度目の修理なのに修理できないなんて事が乱発します。

 

これは、直接は言われませんが、殿様営業で「数年使って壊れたなら新しい商品に買い替えろよ。」と言っているのと変わりません。

 

また、釘打ち機の釘には互換性のあるものとないものがあります。MAXが先行販売したものは、各社共通で互換性があり、MAXが後から販売したものは釘が各社共通で使用できないという現象があります。エンドユーザーも販売店も釘は全て各社共通の方が良いに決まっているのになぜそのような事をMAXはするのでしょうか?

 

MAXが先行販売したものは、他社メーカーは圧倒的シェアのMAXのシェアを取りたいわけですから釘を各社共通にします。ところがエア工具の圧倒的なシェアを利用して後から販売したものはMAXの都合の良いサイズや梱包にします。以前にあったわかりやすい例は市場が8㎜のフロアタッカを使用している時にMAXから9㎜のフロアタッカが売り出されました。(売れているか売れていないかは言いませんが…。)

 

エア工具のシェアが圧倒的でこれ以上売上を伸ばす余地が少ないと考えた時に手っ取り早く売上を上げれるのは釘やステープルの部分になります。「エア工具でMAXが圧倒的なシェアがあるのだからMAXにしかないサイズの釘やステープルを使用する新商品を出せば安い釘、ビスを売っているメーカーから釘等のシェアを取れるのではないか!?」という考えに近いように感じます。エンドユーザーや販売店の利便性は無視です。

 

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こんな例が影響しているのか、していないのかの真相の確かめ方もわかりませんが、MAXのシェアはどんどん下がってきています。個人的には危機的状況なのではないかなと思ってしまいます。

 

今後のMAXがどうなっていくのかある意味で楽しみです。

 

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