修理が大変な瓦荷揚げ機

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瓦屋さんやコロニアル職人が頻繁に使用している瓦荷揚げ機。地上にある瓦やコロニアルを住宅現場の屋根まで上げれるという優れものなのですが、この瓦荷揚げ機、アフターに関してはちょいと厄介な代物なんです。

 

*参考
工具のプロショップ「ふどう」

 

都心部に住んでいる、都心部の住宅現場でほとんど作業しているという瓦屋さん、コロニアル職人であれば特に問題はないのですが、地方の場合は問題有りです。

 

地方の場合、まず根本的にメーカーの修理工場、またはメーカー指定の修理工場がありません。なので瓦荷揚げ機が壊れた時には新しい瓦荷揚げ機を購入するか、近くの都心部のメーカー指定の修理工業に送って修理してもらうというのが基本になります。

 

瓦荷揚げ機の壊れる部分にもよるのですが、はしご部分やつっぱり棒の部分が壊れた場合には、近場の鉄工所で修理してもらえる可能性はゼロではありません。当然、各鉄工所さんの対応次第なのですが、意外と安く治してくれたなんて話しもあったりします。この場合は良いのですが…

 

瓦荷揚げ機のウインチが壊れた時は最悪です。ワイヤーが切れたという程度ならワイヤーを取って自分で交換すればあっさり終わりますが、ウインチ自体が壊れてしまうと全国的に見ても瓦荷揚げ機のウインチを触れる所が限られています。その為、まず修理工場にウインチを送らなければいけません。ウインチを送るのですから納期も当然ながら結構掛かります。瓦荷揚げ機の代替え機なんてモノは当然ありません。送って送ってもらっての送料もだいたいは実費、修理が可能、不可能関係なくウインチの状態を開けて見るだけで修理代金が発生します。

 

まさに最悪です。

 

ただし、数少ない抜け道もあります。もし瓦の部材を買っている建材屋が瓦荷揚げ機の商流を持っているのであれば運賃無償で対応してくれる場合があります。これは瓦の部材代に対して瓦荷揚げ機の修理代はたかがしれているので建材屋さんが運賃をみてくれるというパターンです。

 

*参考
工具のプロショップ「ふどう」

 

瓦荷揚げ機のウインチが壊れるという事は数少ないですが、瓦荷揚げ機を取り扱う瓦屋さん、コロニアル職人さんは鉄工所や建材屋を捕まえて瓦荷揚げ機の修理を安く抑える商流を早い段階で掴んでおいた方が良いでしょう。

 

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