よく一般の方で多い質問のひとつにインパクトドライバとドライバドリルは何が違うのですか?という話しをよく耳にします。
「先端工具を取り付けるチャック部分のカタチが違うだけじゃないですか?」
「インパクトドライバの方が使いにくいですね」
なんて声がちらほら聞こえてきます。
*参考
代引手数料無料!マキタ 18V 充電式インパクトドライバ TD148DRMX/B/W/L/P 【4.0Ahバッテリ…
基本的な定義としてはインパクトドライバは締め付けを主にした工具です。その為、ビスを打つ時にビスを回転させるだけではビスが締まっていかないのでインパクトドライバには「打撃」が掛かります。回転+打撃でビスを回しながら叩き込んでいくイメージです。
それに対してドライバドリルは穴あけを主にした工具です。穴をキレイに空ける事が主になるのでインパクトドライバにはあった「打撃」がドライバドリルにはありません。
昔はビス締め用のビットの軸は6角軸、穴を空けるドリル用の軸は丸軸しかなかったのでインパクトドライバは6角軸、ドライバドリルはチャック式になっているのですが、現代に近づくにつれてインパクトドライバでも穴を空ける用に6角軸の木工ドリル、鉄工ドリル、ドライバドリルでもビスを締めれるように丸軸から6角軸に変換するチャックキー等が販売されだしてインパクトドライバでもドライバドリルでも同じような作業が可能になってきています。
その為、以前の歴史を知らない方は「インパクトドライバとドライバドリルは何が違うの?」という話しになってしまいます。
インパクトドライバとドライバドリルが同じ作業が可能であっても当然一長一短はあります。
インパクトドライバでビス打ち、ドリルでの穴あけ等マルチに作業出来るのですが、打撃力がある為インパクトドライバの扱いに慣れていないとビスの頭を痛めたり、作業しにくかったりといったデメリットが出てきます。
逆にドライバドリルは打撃力が無いので穴を空ける時にはキレイに穴を空けれますし、打撃力が無いので一般のDIYでのビス打ち程度なら良いのですが、長いビスや大工さん、職人さんのようにハードに使用する場合には作業効率が上がらず仕事になりません。
そのため、現場レベルの大工さん、職人さんのほとんどがビス打ち、穴あけはインパクトドライバ1台でまかなってしまいます。
*参考
代引手数料無料!マキタ 18V 充電式インパクトドライバ TD148DRMX/B/W/L/P 【4.0Ahバッテリ…
一番良いのはインパクトドライバとドライバドリルの両方を持っていてケースバイケースで使い分けるのが一番ベストだと思いますが、2台も買ってられませんという方であればインパクトドライバを買って巧く使いこなせるように慣れましょう。
スポンサードリンク