ネジ穴の修理(ネジ切り)用の工具が建築現場の大工さん、職人さんに最近、結構売れているというのでなんで売れているのかをちょっと状況を調べてみました。
目次
ネジ穴の修理(ネジ切り)をタップで行なうと結構大変なんです。
ネジ穴の修理(ネジ切り)をする時に単純に頭にイメージされるのはタップを使ったネジ穴作り(ネジ切り)を想像されるかと思います。このタップを使ったネジ穴の修理(ネジ切り)は結構時間と労力が必要になります。
通常のネジ穴の修理(ネジ切り)をタップを使って作業する場合、いくつかの注意点があります。
まずは最低条件としてタップがネジ穴を空ける材料に対してまっすぐ当たるように切り始めなくてはいけません。
次にタップの中に切りくずが溜まらないようにする為に、少し回して(時計回り)は少し戻す(反時計回り)、少し回しては少し戻すという作業を繰り返さなくてはいけません。
それとネジ切りをする際には切削油を塗る事です。
これをハンドメイドで行なおうと思うと結構大変です。さらにタップの内部に切りくずが溜まってしまうと、切りくずが切削熱で溶けて固まってしまいタップが折れやすくなってしまいます。通常はタップが折れてしまうと取り除く事が出来ませんのでこの点は注意が必要です。
ネジ穴の修理(ネジ切り)が簡単に出来る工具、大西のネジきれるねん
ネジ穴の修理(ネジ切り)の全ての工程をハンドメイドで行なう事は非常に大変です。しかしインパクトドライバを使ってネジ穴の修理(ネジ切り)が出来れば多少の慣れやコツは必要かもしれませんが、誰でも簡単に速くネジ穴の修理(ネジ切り)が出来ると思います。
簡単に速くネジ穴の修理(ネジ切り)が出来るのが大西から発売されたネジきれるねんです。
引用元:http://www.kawasima.co.jp/wordpress/news/newitems/%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AD%E3%82%93/
ネジ穴の修理(ネジ切り)の時にはサイズも重要です。
ネジ穴の修理(ネジ切り)の時にはサイズも重要な要素になってきます。表はあくまでも目安のひとつなので材質や環境、切削の仕方によって微妙に異なってくるのでこれをあくまでベースという考えにしてもらってその場で対応してもらいたいです。
引用元:https://www.nmri.go.jp/eng/khirata/metalwork/basic/bolt/index_j.html
ネジ穴の修理(ネジ切り)用の工具が建築現場の大工さん、職人さんに最近、結構売れている理由とは
ネジ穴の修理(ネジ切り)は、基本的には鉄工関係や工場といった鉄に関係のある所、ネジに関係する所が数多く行なっているというイメージですが、建築現場の大工さん、職人さんの間でも最近売れていると初めに書きましたが、理由は大工さん、職人さんが所有している工具のメンテナンスに使用する為です。
大工さん、職人さんが使用している工具、電動工具や充電工具といったモノの中にはネジを緩める締めるという動作を繰り返す事が結構あります。例えばマルノコに付いている幅落としを留める部分もネジです。
ネジの開け閉めを繰り返していくうちにネジ穴がバカになって修理をする必要が出てきます。メーカーに修理を出すと最低でも数千円取られて帰ってきますが、どうせダメなら一度自分でネジ穴の修理(ネジ切り)をしてみてダメだったらメーカーに出して数千円取られる方が良いというのでネジ穴の修理(ネジ切り)用の工具が売れているそうです。
ネジ穴の修理(ネジ切り)自体は手間が掛かりますが、ちょっとコツが掴めれば逆に楽しくなると思います。自分でも試してみたいなと思われた方は是非参考にしてみてください。
スポンサードリンク