以前にも書かせて頂きましたが、現在の充電バッテリーには大きく分けて18Vと14.4Vという2つの主流があります。
*参考
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その充電バッテリー18Vと14.4Vの中で3.0Ah、4.0Ah、5.0Ahと分かれています。
充電バッテリーの18Vと14.4Vの違いは単純にパワーの違いに繋がります。
3.0Ah、4.0Ah、5.0Ahの違いは1回充電した際の充電バッテリーの長持ちに繋がります。4.0Ahは3.0Ahの約1.5倍の作業量で5.0Ahは3.0Ahの約2倍の作業量になります。
ただし、作業量が増える反面、多少充電時間が掛かるというデメリットもあります。
充電工具本体は18V用と14.4V用で使い分けなければいけませんが、仮に18Vであれば充電バッテリーが3.0Ahだろうが、4.0Ahだろうが5.0Ahだろうがどれでも使用は可能です。
日立のカタログでも18Vと14.4Vを合わせれば3.0Ahでも4.0Ahでも5.0Ahでも全機種対応可というようになっています。
しかしマキタの充電工具に関しては一部4.0Ahと5.0Ahの充電バッテリーが使用できないようになっています。
もっと正確に言うと充電工具本体と充電バッテリーを繋げる部分のスライド形状を意図的に変えてあり充電工具に4.0Ahと5.0Ahの充電バッテリーをさせないような構造に一部してあります。
日立では全機種対応可なのにマキタでは全機種対応可ではない、なぜなのでしょう。
マキタの方に聞いてみたところ昔のマキタの充電工具の中で一部保護回路が付いていないものがあるので保護回路が付いていない充電工具には4.0Ahと5.0Ahの充電バッテリーが付かないようにしてありますとの事でした。
聞いたマキタの方もあくまで地域担当者レベルなのでマキタの開発や本社としての考えや理由がどこまで真相をついているのか疑問は残りますが・・・
保護回路とは電源や電流で異常が発生した際に重大な事故や支障が起きないように「逃げ」を作る回路のことです。
この保護回路が付いていない機械で異常が発生してしまうと人間の身体に悪影響を及ぼす事故になってしまいます。このような事故が起きない様に保護回路が付いていない古い機種の充電工具には4.0Ahと5.0Ahの充電バッテリーが取り付けれないようにしてあるようです。
現在では前述に当たる古い充電工具は大半が廃盤になってきていて、いずれはマキタでも全機種対応可になるとの事でした。
*参考
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今、現在ではあとの祭りになってしまいますが、マキタの当時の保護回路が付いていない充電工具って安全性を考えた時にどうなんでしょうかね?今となってはあとの祭りですが・・・。
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