コーキング職人さん必見!マキタの充電式コーキングガンは使えるのか!?

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コーキング作業を日ごろから行っている職人さんであればご存じだと思いますが、コーキングガンを長時間使うのって意外と重労働ですよね。コーキングのネタによって堅さも違いますし、作業効率を求めた時にはコーキングガンである程度、コーキングを打ってしまうので意外と長時間の握力が求められます。

 

そんな重労働であるコーキングガンでの作業を充電工具を使って負担軽減できないかというコンセプトで(おそらく・・・)開発されたのがマキタの充電式コーキングガンです。マキタファンの職人さんからすれば「お~~~!?」っと唸りたくなるような工具ではないでしょうか。

 

*参考
ヤマモト コーキングガン らくらく550B/強力型 アルマイト仕様/全11色!

 

発売初期の段階でマキタの営業マンがデモ機という事で持ち歩いていたので、いつもお付き合いのあるコーキングの職人さんとマキタの充電式コーキングガンを見させてもらいましたが、私とコーキング職人さんの率直な感想から言ってしまえば「現場では、使えないかな。買ってまで必要ではないかな」というのが率直な感想です。

 

理由としては、コーキングの職人さんはコーキングをコーキングガンで打つ時に手の握る強さを「感覚」重視で作業しています。コーキングが出すぎている、あまり出ていないという感覚を握る強さの感覚で作業するのでマキタの充電式コーキングガンのように握っても微妙な強弱が付けにくいモノは使えないというのが印象です。

 

マキタの充電式コーキングガンは、どんな強さでレバーを握っても一定のスピードで押し出されるので、逆に使いにくく、作業スピードも遅くなると思うので、逆に作業効率が下がるのではないかと予想されます。

 

また、現在の建築現場でのコーキング作業のメインはペール缶やサイズの大きいカートリッジが主流になっています。ペール缶から吸い込む事が出来ない。330mℓサイズしか装着できないというマキタの充電式コーキングガンでは、実用性に欠けるというのも購入できないネックのひとつです。

 

あと、マキタの充電式コーキングガンは、重量が重たいのもデメリットのひとつです。レバーを握る重労働を軽減できる代わりにコーキングガン自体が重くて長時間の作業で腕が痛くなるというのでは、お話しにならないと思います。

 

*参考
ヤマモト コーキングガン らくらく550B/強力型 アルマイト仕様/全11色!

 

まとめ

 

建築現場で作業されるコーキング職人さんであればマキタの充電式コーキングガンは、あまりおすすめできないと思います。マキタファンやマキタマニアの方といったマキタの新しい商品がとにかく欲しいという方やまれにコーキングを打つ機会があるような方であればまだ買っても良いのではないかなと思います。

 

でも基本的には、マキタの充電式コーキングガンの後継機が開発されてもっと使い勝手が良いように改良されるのを待ってみたいものです。

 

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