グリーンレーザー墨出し器が売れています。グリーンレーザー墨出し器とは、書いて字のごとくレーザーが緑色をしているレーザー墨出し器です。
通常の赤色のレーザー墨出し器よりも価格が高い設定になっているのになぜグリーンレーザー墨出し器が売れているのでしょうか?
1.人間の目は赤色よりも緑色が見やすい
目の悪い方ならよくある話しですが、目が悪くならない為に、目が良くなる為に、遠くの緑色の木や林を見るようにしましょうという話しを聞いた事ありませんか?
色の好みは当然人それぞれに存在しますが、一般的に人間の目は緑色を見る時が一番疲れない、見やすいと言われています。
太陽光線はいろいろな色を含んだ白色光線だが、これをプリズムにかけてみると7色に分かれます。
波長の長い順に並べると、赤、だいだい、黄、緑、青、藍、紫で、赤より波長の長い光線は赤外線、紫より波長の短い光線は紫外線です。
赤外線や紫外線は人間の目に感じることはできませんが、赤から紫までの7色の波長の光線は人間の目に感じます。
7色の光線の事を可視光線と言いますが、7色のちょうど真ん中の波長に当たる緑色が人間にとって一番見やすい色になります。
この点は太陽光や風景だけの話しではなくレーザーの色に関しても同じ意味を持ちます。
2.グリーンレーザー墨出し器の特徴
グリーンレーザー墨出し器の最大の特徴はレーザーの見やすさになります。間違って欲しくないのはグリーンレーザー墨出し器が今までのレーザーよりも価格が高く設定されているから性能も上がっているハズと勘違いはしないでください。見やすい以外の性能に大きな違いはありません。
ただ、現場の環境によっていはレーザー自体が全く見えないというケースが出てきて、根本的に墨出しできないという最悪な自体になりにくいのがどちらかと言えばグリーンレーザー墨出し器の方が見えます。
もうひとつ注意しなくてはいけないのはグリーンレーザー墨出し器といっても根本的にグリーンの光線を出しているものと元来のレーザーを緑色に変化させているものとに分かれます。価格の安いものは大抵が緑色に変化させているものなので、本来の見やすさを生み出すこ事ができていません。
グリーンレーザー墨出し器を購入する上で失敗しない為には、あまり安いグリーンレーザー墨出し器は買わない様にしましょう。
おすすめは日常的にハードにレーザー墨出し器を使用される方であればタジマかマキタ、使わないわけではないけど、たまにしか使用しないという方であればシンワをおすすめします。
*参考
シンワ レーザーロボ グリーン Neo 21 BRIGHT [ 78274 ] グリーンレーザー墨出し器
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【マキタ】屋内・屋外兼用グリーンレーザー墨出し器《SK207GPZ+TK00LDG101》受光器セット付
3.まとめ
現在はグリーンレーザー墨出し器は、まだまだ普及していないのでレーザー墨出し器に比べて価格は若干高めになっていますが、これからのレーザー墨出し器の主流は間違いなくグリーンレーザーへと変わっていきます。
現在使用されているレーザー墨出し器が壊れて買い替えを検討されているようであればグリーンレーザー墨出し器を選択する候補のひとつとして考えてみてください。
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