さあ、建築現場で良い音楽を聴いて作業効率化を図りましょう

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「音楽とは精神と感覚の世界を結ぶ媒介のようなものである。」誰もが知っているベートーヴェンの言葉です。

 

仕事中に音楽を聴く事は人間にとって良い部分ばかりです。メンタル効果や集中力向上、更には運動中に音楽を聴くとダイエット効果にもなるそうです。

 

1.マキタ 充電式スピーカーMR200の特徴

 

しかし、建築現場において音楽を聴こうと思っても携帯やiPodから直接音を出しているようではしょうもない音しか聴く事ができないし、かといってイヤホンをすると作業の邪魔になってしまうといった弊害が出てしまいます。

 

そんな問題を解消してくれるのが、マキタから新製品として登場した充電式スピーカーMR200です。

 

マキタの充電式スピーカーMR200は文字通りスピーカーとしての機能のみなのですが、音質はかなり良いです。BluetoothかUSBを接続させて使用します。USBを接続させていれば音楽を聴きながら携帯を充電させる事も可能です。

 

細かい機能に関して気になる方は参考にしてみてください。

 

*参考
マキタ 充電式スピーカー [ MR200 ] 10.8V〜18V本体のみ(青) / (バッテリ、充電器なし) スライドバッテリ対応

 

2.作業効率が上がる音楽の聴き方

 

speaker

 

音楽を聴くとあなたの脳の一部である側坐核が活性化します。この事によって脳の腹側被蓋領域のニューロンで快楽物質ドーパミンの放出を引き起こします。この脳内の神経経路は報酬系と呼ばれておりドーパミンはこの報酬系で中心的な役割を果たします。

 

放出されるドーパミンの量によって得られる快の感情は、主に「意外性」という要素によって違ってきます。例えば、「これいい!」と思える曲にたまたま出会った時には、放出されるドーパミンの量は多くなります。その為、何度も聞いているお気に入りの曲を聴いた時よりも、今まで聞いたことのない曲を聞くほうが気分が上がるのです。

 

専門誌「Neuroscience of Behavior and Psychology(行動と心理学の神経科学)」という学術雑誌に掲載された研究によれば、画像や文字や数字への認識能力は、ロックやクラッシックがバックグラウンドミュージックとしてかかっていると音楽がかかっていない場合より速くなるとのことです。

 

似たような効果が音楽をかけて工場の組み立てラインで働く際にも確認されています。組み立てラインで働く人々が音楽を聴きながら仕事をすると楽しく効率的に仕事を行う事が出来ミスも少なくなったということです。どんなジャンルの音楽でも何かを聴きながら作業を行なえば、退屈な単純作業も楽しくやれてはかどります。

 

音楽の魔法は、たとえ外科手術のような難しいことであっても効果が発揮されます。専門誌『Journal of the American Medical Association』に掲載された研究で、外科医は手術中に自分の好きな音楽が流れている時が最も仕事に集中できるという報告がありました。嫌いな音楽を聴きながら、がその次で、一番仕事に集中できないのは、音楽なしで手術する場合でした。

 

以前に何度もやったことのあることであれば、たとえ複雑な作業であっても好きな音楽を聴きながら行えばパフォーマンスは伸びミスは少なくなります。

 

作業がはかどると証明されている音楽のジャンルは、クラッシックかインストゥルメンタルと言われています。このジャンルの音楽は、歌詞付きの音楽より集中力が高まります。集中力を高めたいなら、歌詞のないものが最適です。

 

創造的な作業を行うにはコーヒーショップのざわめき程度の音がちょうど良いと、専門誌『Journal of Consumer Research』の調査でわかっています。掃除機の音程度の騒音が流れている方が、かえって集中できます。コーヒーショップのざわめきを再現したいなら、Coffitivityというアプリを試してみてはいかがでしょうか。音楽は単純作業の息抜きにはちょうど良いのですが、何か新しいことにチャレンジする際には向いていません。

 

新しいことを学ぼうとする時には、作業に集中する必要があります。例えば、マニュアル車の運転の仕方を覚えたり、プログラミング・コードを書き始めたりする時は音楽を切った方が良いでしょう。2010年のウェールズ大学の研究では、特定の順番に並んだ一連の音を思い出すという比較的複雑な作業を行うように言われた被験者は、音楽を聴きながらだとあまり良い結果は出ませんでした。

 

3.まとめ

 

音楽には様々な効果をもたらします。音楽を聴きながらの作業で作業効率をどんどん高めていきましょう。ただし、近年では建築現場のご近所から音楽がうるさいというクレームが多数出ているのも事実なので音楽を流すボリュームには注意や配慮が必要な事を忘れないでください。

 

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