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古い店舗を、新しい店に変えたいと思っている理由

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昔ながらの金物店である冨木金物商店の店内 経営・会社づくり

冨木金物商店のこれからについて考える中で、私が実現したいことの一つに「店舗を新しくする」という目標があります。

長年この場所で商売を続けてきましたが、これから先も冨木金物商店を続けていくことを考えると、今の店舗や仕事の環境を少しずつ変えていく必要があると感じています。

なぜ店舗を新しくしたいのか。

今回は、その理由と、新しい店舗で実現したいことについて書いてみたいと思います。

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昔ながらの金物店である現在の店舗

現在の店舗は、自宅と店舗が一緒になっている昔ながらの金物店です。

商品はケース単位で積まれて並んでいるものも多く、ホームセンターのように商品棚にきれいに陳列され、お客様が自由に見て回りながら商品を探せるような店舗ではありません。

また、売場・倉庫・事務作業をする場所が十分に分かれているわけでもありません。

大きな荷物を余裕を持って受け取れるスペースや、商品を保管しておく倉庫にも限りがあります。通路にも十分な余裕があるとは言えず、お客様向けの駐車場も十分ではありません。

お客様とゆっくり腰を掛けて話ができるような商談スペースもありません。

こうして改めて書き出してみると、現代の店舗と比べて、改善できるところはたくさんあると思います。

もちろん、昔ながらの金物店には、その形だからこその良さもあります。

地域のお客様に気軽に立ち寄っていただき、必要な商品について相談していただける。長年のお付き合いの中で築いてきた関係もあります。

そうした良さは、これからも大切にしていきたいと思っています。

今の店舗で感じている課題

実際に仕事をしていると、店舗や作業環境について不便を感じる場面が少なくありません。

例えば、商品を保管するスペースが限られているため、荷物の受け取りや整理に余裕を持たせることが難しいこと。

売場と倉庫、事務作業をする場所が十分に分かれていないため、仕事の内容によっては移動や作業に手間がかかること。

パソコンを使った事務作業やECに関する仕事を進めるにも、十分に仕事へ集中できる環境が整っているとは言えません。

また、自宅と店舗が一緒になっているため、仕事と生活の区切りをつけにくいという面もあります。

これから先、スタッフを雇って一緒に仕事をしていくことを考えても、今の環境が働きやすいかと言われれば、そうとは言い切れません。

店舗は、お客様に商品を販売する場所であると同時に、そこで働く人が毎日仕事をする場所でもあります。

お客様にとって使いやすいことはもちろんですが、働く側にとっても仕事がしやすい環境にしていくことが必要だと感じています。

昔からある個人商店のままではいけないと思った

私が店舗を新しくしたいと考えるようになった理由は、単純に建物が古いから、広い場所が欲しいからということだけではありません。

一番大きいのは、昔からよくある個人商店という形から、現代に合った店舗、そして会社へと変化していかなければ、冨木金物商店の未来はないのではないかと考えるようになったことです。

今では、昔ながらの個人経営の金物商店を見かける機会も少なくなってきたように感じます。

私自身、こうした個人の金物商店は、ある意味で「絶滅危惧種」のような存在になりつつあるのではないかと思っています。

長年地域で商売を続けてきた金物店が、時代の変化とともに少なくなっていくことは、仕方のないことなのかもしれません。

しかし、だからといって、昔ながらの金物店がなくなっていくのをただ受け入れるだけでいいのだろうか、とも思います。

地域のお客様とのつながりがあり、必要な道具や資材について相談できる場所がある。

そうした金物店の存在価値は、今でも十分にあるはずです。

ただし、その価値をこれからも提供し続けるためには、昔と同じやり方を続けるだけでは難しいのかもしれません。

店舗のあり方、仕事の進め方、商品を販売する方法、情報の発信方法など、時代に合わせて変えていく必要があると考えています。

もう一つ、店舗を変えたいと思う理由があります。

それは、自分自身の働く環境についてです。

毎日仕事をする場所だからこそ、働きやすさや仕事のしやすさは大切だと思います。

今の環境が決して良いとは言えない中で、これからも長く仕事を続けていくことを考えると、自分自身がもっと前向きに、気持ちよく働ける環境をつくりたいという思いもあります。

お客様や会社のためだけでなく、自分自身にとっても、働く環境を変えることは必要だと感じています。

新しい店舗で実現したいこと

商品棚や倉庫、作業スペースが整った新しい金物店のイメージ

では、新しい店舗にすることで、どのようなことを実現したいのか。

私が考えているのは、単に今より大きな建物を建てることではありません。

まずは、広い倉庫と十分な駐車場を確保したいと思っています。

商品や資材を余裕を持って保管でき、大きな荷物の受け取りや出荷にも対応できる環境があれば、日々の仕事も進めやすくなります。

事務所についても、仕事に集中できる環境を整えたいです。

店舗、倉庫、事務所それぞれの役割を分けることで、仕事の動線を整理し、効率よく作業ができるようにしたいと考えています。

お客様にとっても、商品を見やすく、探しやすい売場にしたいです。

そして、ゆっくりと腰を掛けて相談できるスペースもつくりたいと思っています。

金物店は、ただ商品を並べて販売するだけの場所ではありません。

お客様が必要としている道具や資材について相談を受けたり、用途に合った商品を提案したりすることも、大切な役割だと考えています。

そのためにも、お客様が気軽に相談できる環境を整えたいです。

また、これから力を入れていきたいEC事業についても、新しい店舗で改善したいことの一つです。

EC商品の保管、梱包、出荷を効率よく進められる場所を確保し、商品撮影や情報発信ができる環境も整えたいと思っています。

今後スタッフを雇うことになった場合にも、働きやすい環境を用意したいです。

そして、できれば自宅と仕事場を分けたいという思いもあります。

こうした環境を整えることで、店舗での販売だけでなく、ECや情報発信など、これから取り組んでいきたい仕事にも力を入れられるようにしたいと考えています。

新しくしたいのは、建物だけではない

ここまで書いてきましたが、私が本当に変えたいのは、建物だけではありません。

店舗を新しくすることは、冨木金物商店の仕事の進め方や、会社としてのあり方を変えていくための一つの手段だと思っています。

今は、一人に仕事が集中しやすい状態になっています。

これからは、仕事の流れを整理し、仕組みをつくり、誰が担当しても同じように仕事を進められる環境を目指していきたいです。

店舗での販売、EC、事務作業、商品の保管や出荷など、それぞれの仕事を効率よく運営できるようにしていきたいと思っています。

一方で、変えずに残していきたいものもあります。

それは、地域のお客様とのつながりや、長年積み重ねてきた信頼です。

昔から冨木金物商店を利用してくださっているお客様との関係や、道具や資材について気軽に相談していただける金物店であること。

こうした部分は、店舗が新しくなっても大切にしていきたいと思っています。

新しい店舗にしたからといって、昔ながらの金物店としての良さまでなくしてしまう必要はありません。

むしろ、これまで大切にしてきたものを残しながら、今の時代に合った形へと変えていくことが大切なのだと思います。

冨木金物商店のこれからに向けて

もちろん、新しい店舗をすぐに実現できるわけではありません。

建物を新しくするには、資金や場所など、考えなければいけないこともたくさんあります。

そのため、まずは今できることから、一つひとつ問題を改善していきたいと思っています。

仕事の仕組みを整えること、EC事業を成長させること、日々の業務を効率化すること。

そうした取り組みを積み重ねていくことが、将来の新しい店舗にもつながっていくと考えています。

新しい店舗をつくること自体が最終的な目標ではありません。

お客様にとって利用しやすく、相談しやすい金物店であること。

働く人にとっても仕事がしやすく、無理なく続けていける会社であること。

そして、これまで築いてきた地域とのつながりや信頼を、次の時代にもつないでいけること。

そんな冨木金物商店にしていくために、店舗も会社の仕組みも、少しずつ変えていきたいと思っています。


冨木金物商店について

冨木金物商店では、店舗での販売のほか、工具や資材に関する情報発信、商品の販売にも取り組んでいます。

当店の取り扱い商品やサービス、ブログなどについては、公式ホームページをご覧ください。

▶ 冨木金物商店 公式ホームページ

【冨木金物商店 公式ホームページ】

サブスク工具について

また、冨木金物商店では、工具を月額料金で利用できる「サブスク工具」にも取り組んでいます。

購入するには少し迷う工具や、一定期間だけ使いたい工具などを、より利用しやすい形で提供できるように考えたサービスです。

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